AIを活用したZOZOTOWNの「類似アイテム検索」がすごく便利

AI /

25歳まではミニスカOK、30歳までは膝丈、30歳からは膝が隠れる丈のスカートを…。色は黄色がいい。違う、その明るいのじゃない、もう少し落ち着いてて少し赤が入ったような黄色。素材はさらっとしたやつ…。ちょっとスリットが入ってたら大歓迎。

服はほんの少し特徴が変わっただけで全体のイメージががらっと変わる。通販サイトでショッピングをする人が多くなってきている世の中で、お気に入りの商品を見つける為に様々なジャンルや条件でソートできるようなWEBページはたくさん存在するが、それでも限界があり自分の好みの条件にぴったりあったものを探すのは大変だ。

そんな中、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」が自分好みの1枚の服から類似する服を簡単に検索できる、「類似アイテム検索機能」を2019年8月26日に開始した。

こちらはZOZOTOWNのスマートフォンサイトまたはアプリで使用が可能。ZOZOTOWN内でお気に入りの服を見つけたら、その服の写真の画面上にある検索ボタンをクリック。すると類似するアイテムがずらっと登場する。

試しに何種類か検索してみたが、スリットの具合やスカートの丈、襟の種類、柄ものだと遠くから見た雰囲気が似ているものなどがヒットした。素材やジャンルなどで絞らずAI判定で絞ってしまっているがゆえに、レザージャケットから検索しているのに、レザーではない別ジャンルのジャケットなどが検索一覧に混ざってしまうなど、結果は100%満足できるというものではないが、条件をいちいち選択したりなどしなくても済むし、直感的に気に入ったアイテムがあったときに類似アイテム検索でそのままノンストレスで好みの服だけを探し続けることができ、一番条件にあったアイテムの購入までたどり着くことができる可能性が高い。

実際、ZOZOで行なった先行テストでは、この機能を利用した人は使用しない人よりも滞在時間が4倍以上長く、利用率のアップにつながっているという結果が出ている。

ZOZOTOWNの服の写真を利用しGoogleの検索エンジンで画像検索をしてみたところ、似たような服はヒットしたが、通販サイトに掲載されている画像だけの検出もできないし、例えその検索結果からどこかで運営している通販サイトの画像だとしても、そこからのその通販サイトの商品ページから購入方法や販売店などの情報を吟味していかなければならないので、スムーズな購入は難しい。ZOZOTOWNは7,300以上のブランドの取り扱い(2019年6月現在)がある為、検索したときの分母も多いのが強みであろう。

その他でこのようなAIによる検索で役にたつジャンルといえば、家具などだろうか。いずれにせよ、かなりのアイテム数を所持していなければ、まだ検索結果が甘いところがあるので逆に検索する側に手間をかけてしまう可能性がある。