【ソウル2019】観光案内サイネージと通訳電話アプリの連携プレー

Digital Signage /

明洞を歩いていたら銀行のATMコーナーに観光案内用のサイネージ端末を見つけた。特に珍しいことではないが、明洞でははじめた見たような気がしたので中に入って操作してみた。

この端末はSMART HELP DESKという名称で、韓国訪問委員会)VISIT KOREA COMMITTEE)が運営しているようだ。言語は英語、中簡、中繁、日本語に対応している。日本語を選択したあとのトップメニューは次のとおり。

トップメニュー

メニューの中のインターナショナルタクシーはタクシーの予約。リーフレットというのは主要な観光ポイントのリーフレットがスマホからPDFでダウンロードできるもの。飲食店情報は近隣の店が多いのだが、そうでもないものが入っていたりして今ひとつ掲載基準がわからない。これならグローバルで提供されているトリップアドバイザーの方がまだ客観的(のよう)に感じた。ちなみに東京都が展開している同様のサービスは、飲食店情報はGO TOKYOの色&グルメへのリンクで構成されており、ここの掲載基準もはっきりしない。

飲食店情報

筆者が気になったのは観光通訳案内電話というサービスである。これは筐体横にある受話器で、オペレーターと会話しながら観光案内をしてくれるというサービスだ。通訳案内となっているが、実質的には日本語による無料の観光コンシェルジュサービスと言ってもいい。もちろんコンシェルジュと言っても手配をしてくれるわけではない。このサービスはなんと8カ国語に対応しており、一部言語を除いて24時間利用できる。

ロシア語、タイ語、ベトナム語、マレー語以外は24時間対応

そしてこの時に、画面の下の方に気になる記述を見つけた。この観光通訳案内電話サービスはアプリ化されているようなのである。1330 Korea Travel Hotlineという。

上のQRコードからダウンロード可能

そこでもちろんその場で速攻でダウンロードしてみた。

サイネージと同じく8カ国語対応

実際に通話をしてみるとすぐにオペレーターに繋がる。ちょっとしたことを訪ねてから話を聞いてみたところ、僕の担当の方はソウル在住の韓国人で日本語はかなり流暢だった。基本的には在宅での勤務とのこと。

これが便利なのは、オペレーターと日本語でお願いしたいことを使えてコミュニケーションを取ったあとに、例えばお店に人と変わってもらって韓国語で話してもらうということができる。これはものすごく便利だろうと思う。どこまで対応してもらえるかはケースバイケースになると思うが、韓国に出かけるときは役に立つ場面が出るかもしれないのでインストールしておくことをおすすめする。

このような使い方は場所が固定されているサイネージではできないことだ。ただこの端末がなければ、この1330サービスの存在を知ることがなかった。とてもいい連携プレーである。

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