LINEがアドネットワークに本格参入する

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LINEがアドネットワークサービス「LINE Ads Platform for Publishers」の提供を8月から開始する。これまでのMAU8,100万人を保有するLINE内への広告配信に加えて、4,600を超える外部アプリでの広告配信が可能になり、新たに最大でMAU4,600万人へリーチすることができるようになる。またプレミアムパートナーとなる「Abema TV (MAU2,500万)」と「TikTok (国内MAU950万)」への広告配信が可能になる。

LINEのプレスリリースはこちら。

LINE株式会社 執行役員 池端 由基氏
外部のパートナーアプリ
プレミアムパートナーとなるAbemaTVとTikTok

LINE Ads Platform for Publishers事業本部長/FIVE社長の菅野 圭介氏は、「For PublishersとはFor Internetのことである」とまとめた。

菅野 圭介氏(LINE株式会社 LINE Ads Platform for Publishers事業本部 事業本部長 / ファイブ株式会社 代表取締役社長)
木原 宏樹氏(LINE株式会社 LINE Ads Platform for Publishers企画・推進室 室長)

LINE Ads Platform for PublishersについてGASKETが思うことは2つある。一つはガリバーLINEにその他のアプリが集結するという構図であるとうこと。これはどちらかと言うとレガシーなマスメディア的な流れと言わざるを得ないし、それは必然なのかも知れない。パネルディスカッションでは「AbemaTV」の山田 陸 氏(株式会社AbemaTV 広告本部本部長 / 株式会社サイバーエージェント 取締役)と「TikTok」の岩田 幸也氏 (Bytedance株式会社 Product Marketing Division 本部長)が登壇。テレビとAbemaTVの広告接触の重複は少なく、独自リーチが多く、テレビだけではリーチしにくい層に到達できるとした。

テレビとAbemaTVの広告接触の重複状況

もう一つはOMO「Online Merges with Offline」の流れが作れるのかどうかという点だ。別のパネルディスカッションでは「DELISH KITCHEN」の吉田 大成氏 (株式会社エブリー 代表取締役 社長 CEO)と「FiNC」の南野 充則氏(株式会社FiNC Technologies 代表取締役 CTO)が登壇した。こちらではレシピを扱う吉田氏が、スーパーに来店したでは献立メニューを決めていない人が多いことを指摘した上で、コンタクトポイントとしての店頭におけるデジタルサイネージの重要性を指摘した。テクノロジーとしてのAI、店頭を含めたUX、そして核になるプロが作る動画コンテンツの連携、これがまさにOMOであると語った。