チカホのミナパのハコニワコタン

Digital Signage /

このタイトルは読めるだろうか。札幌駅前の地下街、札幌地下歩行空間「チ・カ・ホ」にオープンしたアイヌ文化発信空間「ミナパ」のテープルにプロジェクションされる「ハコニワコタン」と名付けられたアニメーション展示である。2019年の3月21日にスタートしたようだ。

先日札幌に行ったので、地下歩行空間を札幌駅からすすきのまで定点観測的に歩いた。ここは工事中にヘルメットを被って内部を見て、ここに設置すべきデジタルサイネージの検討を行い提案を行ったが、我々の提案は採用されることなく、結局ほとんど使ものにならないものが導入されたという場所だ。いまではディスプレイはほとんど無視されて、その前にイベントスペースや屋台が設置されたりする。その使い方自体尾は大正解なのだが、であればサイネージの場所と役割はこれではないのだ。最初からわかっていたことなのに無駄な投資が行われた典型例である。

それはそれとして、何も知らずに歩いていて目に入ったのがこれだ。この施設の概要はこちらに詳しく記載されている。

最初はなんだか分からなかったが、タッチできるような事が書いてあった。正確にはタッチではなく、手をかざすようである。

これは操作性も、かざした結果表示される内容も、非常にちぐはぐで、せっかくアイヌ文化を知るためのコンテンツとしては成立していない。面白いのはテーブル(石でできている)の全体にプロジェクションされているわけではなく、余白部分に人が座ったり寝ていたりする。この一角は特に照明が暗く設定されているので、気持ちよく眠れそうなスペースである。