【DSJ2019】BOEはどこに行くのだろう

Digital Signage /

今年もBOEは広大なブースで積極的な展示を行った。

ディスプレイ間のばらつきとベゼル付近の減光が気になった

GASKETはあえて書いておきたい。

BOEブースのデザイン性は今年も高い。だがGASKET的に見ると何かインパクトが足りない。大画面という視点であれば、他にさらに大きなディスプレイの展示があった。画質という点ではもちろん価格も異なるのだが、ソニーのCrystal LEDには届かない。そもそも大画面においてベゼルが残るものは現在のトレンドではない。これはCESやDSEなどの展示会でも、実際のマチ中への導入を見ても事実なのである。かといって目線がAIやIoTに向いている感じもない。違っているのかも知れないが提供しているのが単純にディスプレイにしか見えてこない。インストールされた現場のイメージが伝わってこない。

かつてデジタルサイネージ周辺でも、篠田プラズマ、シャープ、JDIなど自らの技術を過信したメーカーがあったように、BOEはどのポジショニングで今後ビジネスを拡大するのか。そこに気がつくか、それが何なのかを見出すことがいま最も必要ではないかと感じた。BOEには素晴らしい技術があるので、過去の他社の失敗事例をベンチマークして、早め早めの対応でBOEのビジネス拡大とサイネージ市場の拡大につなげてもらいたい。

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