EPSONブース

【DSE2019】Vol.02 大手のブース展示をダイジェストで

Digital Signage /

DSE特集のVol.02は、大手企業の展示ブースをダイジェストで紹介する。大手企業の展示には目立った新しさや先進性はなく、この記事の写真をそっくり昨年のものと入れ替えて紹介しても多分だれも気が付かない。

はじめはPanasonicである。

4枚のLCDが埋め込まれた壁面に、さらにプロジェクターで投影を重ねている。4,5年前のIFAでもPanasonicは同じ映像演出を行っていた。これはビデオからだとわかりにくいのだが、LCDの直接光による映像と、プロジェクターの反射光による映像は見え方が違う。展示的にはLDCが主役でプロジェクターが設置環境などを補助的に演出するもの。ここの使い分けをきちんと理解していれば効果的である。この4面の場合だと、左から2つ目のTRANSPORTATIONがわかりやすい。フライトインフォメーションボードがメインで、その設置場所である空港をプロジェクターで再現しているというわけだ。一番右のRETAILについては、背景の映像が無駄に動くので、せっかくの演出装置をうまく活かしきっていない。この場合ならアパレル、コンビニといった店舗ごとの訴求を行いながら、背景はこんなに動く必要はまったくなく、静止画を切り替えるだけで十分なはずである。繰り返すがLDCがメインでプロジェクターは設置環境の再現、という使い分けである。

なおPanasonicブースから今回はLinkRay(光ID)の訴求がなくなっていた。

続いてNECブース。例年と比較してどういうわけかプロジェクターよりもLCDの訴求が多い。NECは北米では業務用ディスプレイのシェアが元々高い。

サムスンブース。こちらは例年と比較すると利用シーンごとの訴求ではなくなって、ディスプレイ単体の訴求になっている。

8K QLEDディスプレイをDSEでははじめて展示。普通にすごくきれい。

今年はソニーが思いの外大きなブースを確保。日本でも展開している「業務用BRAVIA」を多数展示。

ソニーもDSEに98インチ8K HDR民生機であるBRAVIA Z9Gを展示。素晴らしくきれい。

LGは例年LGと、主に屋外用と特殊ディスプレイを扱うLG-MRIの2社体制で出展していたが、今年はどうしたのだろうかLG本体の出展なく、LG-MRIのみ。ちょっと気になって話を聞いてみたけれどLG-MRIの社員は「ワカンナイ」の回答のみ。

3500nitsの超高輝度のBoldVuシリーズだけを展示。この展示の仕方がどうも不自然なので、急遽LGが出展を取りやめたような気がしないでもない。あくまでも個人的憶測だが。

シャープ。このところのシャープブースと全く同じ構成。造作にお金がかかっていないのがバレてしまう演出は考え直した方がいいといつも思う。思い切ってディスプレイだけを林立させればいい。

SCALA改めSTRATACACHE。SCALAは昨年2月にSTRATACACHEに買収された。SCALAのブランド名を今後どうしていくのか不明だが、少なくともブースにはほんの僅かにSCALAロゴが見えるだけ。WEBサイトにはそれはない。

EPSONは大画面とは限らない、リテールでのプロジェクターの利用を訴求。

【関連記事】
・【DSE2019】Vol.01 クアルコムがDSEに初参戦「2,3年後にはすべてのサイネージ端末が5Gに接続する」
・【DSE2019】Vol.02 大手のブース展示をダイジェストで
・【DSE2019】Vol.03 細々したネタにもしっかりスポットライトを当ててみる
・【DSE2019】Vol.04 signageOS」が既存デジタルサイネージの統合CMSの無償提供を開始
・【DSE2019】Vol.05 DSEにおけるAIやIoTの実情
・【DSE2019】Vol.06 eスポーツはデジタルサイネージのニューフロンティアである
・【DSE2019】Vol.07 イベントとしてのDSEを考えてみる
・【DSE2919】Vol.08 Why Doesn’t Dynamic Content Work Yet? まだダイナミックサイネージやってないの?