Baidu(百度)の「EdgeBoard」

今年に入ってからエッジAIボードが続々と登場している

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エッジAIまわりが騒がしい。いや非常にホットだ。続々と新しいボードが登場している。それは全て今年に入ってわずか3ヶ月の間に起きていることだ。その中から時に気になる3つのボードを紹介する。

Baidu(百度)の「EdgeBoard」

Baiduに関しての情報はなかなか日本からは見えにくいが、実の所はGAFAなどを凌ぐレベルの世界最先端のAI企業である。そのBaiduが1月にエッジAIのボード「EdgeBoard」を発表した。チップにはXilinx社のZynq UltraScale+ MPSoCを搭載している。このボードはBaiduが提供している「Baidu Brain AI Hardware Platform」上で動作するエッジAIアプリケーション向けのオープンコンピューティングサービスとハード、ソフトウェア製品を包括した「Baidu Brain AI capabilities open platform」の一部だ。独自モデルを実装することも可能。

Baidu(百度)の「EdgeBoard」

 

Googleの「Coral Dev Board」

GoogleのCoralは、エッジAIのためのプラットフォームである。「Coral Dev Board」は、SoMとして設計されたシングルボードコンピュータである。ASIC「Edge TPU」、NXPのSoC「i.MX 8M」、Wi-Fi、Bluetooth、1GBRAM、8GBeMMCメモリを搭載する。OSはMendel Linuxをサポートし、言語はPython。価格は149.99ドル。カメラモジュールは、Dev Boardと互換性のある500万画素のカメラで価格は24.99ドル。「USB Accelerator」は、Raspberry Piなどの既存のシステムで機械学習推論を可能にするためのアクセラレータ。Edge TPUを搭載し、サポートするOSはDebian Linux。価格は74.99ドル。

Coral Dev Board
USB Accelerator

 

XnorのバッテリーレスのエッジAIボード

XnorのエッジAIボードは実に刺激的だ。電卓程度のソーラーバッテリーで、QVGAのカメラを搭載している。

 

こうしたエッジAIのためのボード、VPUなどが、それも驚くほど安価で続々と登場することで、極端に精緻なセンシングまでは必要としない場面で、今後数え切れないほどのユースケースが発掘されていくに違いない。