【CES2019】Vol.03「 INTEL OUTSIDE」 Movidiusを利用したAI密猟者対策

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インテルがINTEL OUTSIDEというコピーを使っていた。これまでにようにパソコンの中にINTEK INSIDE「インテル入ってる」だけではなく、IoTやAIでどんどん外に出ていくということだ。CES2019のインテルブースではこうした事例の一つとして、野生動物の密漁を防ぐ取り組みを紹介している。

同社が買収したMovidiusのVision Processing Units (VPUs)を仕掛けて、エッジ処理で密猟者を発見し、通報をするというもの。ニューラルネットワークで人物や車両を検出する。設置場所はアフリカの野生動物保護区という過酷な環境であるが、1.5年間バッテリーで稼働できる。

ブース内ではジャングルが再現されて、そこに人が入っていくとカメラが密猟者を発見する。密猟者として認識された参加者には、発見された状態を記念のポストカードにしてプレゼントするといった演出だ。

密猟者が発見された
カメラユニット、Movidius、通信ユニット
MovidiusのVPUであるMyriad2の大きさを25セント硬貨と比較したもの
ブースに仕掛けられたユニット

こうしたニーズはアフリカの野生動物の密漁者発見だけではなく、日本でもそれこそ松茸とか、高級野菜などでは有り得る話だろう。リテールの現場だけではなく、様々なフィールドでAIが利用されていく。そしてその実現にはこうした超小型で低消費電力のVPUとディープラーニングが貢献しているようだ。インテルがこうしたコピーをどこまで積極的に使うのかはわからないが、INTEL OUTSIDEは今後も加速するのだろう。