デジタルサイネージコンソーシアムは、2019年から新たなデジタルサイネージ市場の拡大を推進するための新規事業として、「デジタルサイネージコンソーシアム オープンラボ Vol.01」というオープンセミナーと、東京のデジタルサイネージの現場を解説付きで視察する「東京デジタルサイネージツアー2019 Winter」を開催する。今後はそれぞれ年2回の開催を予定している。
デジタルサイネージコンソーシアム オープンラボ Vol.01
2019年1月22日に開催される初回のオープンラボでは、IoTでセンシング、AIでアナライズ、デジタルサイネージでビジュアライズをサブテーマに、IoTやAIを利用した最新事例を取り上げる。セミナー内容と登壇者は以下の通りである。無料の事前登録(Peatix)をすれば誰でも参加可能である。
「そのとき、その人、その場所に」Dynamic DOOHのパワー
神内 一郎 氏
株式会社電通 アウト・オブ・ホーム・メディア局 テック&データインテリジェンス部長
瞬間の価値、場所の価値、そしてOOHに接するオーディエンスを客観的に捉え、動的にクリエイティブを配信するDynamic DOOH。OOHの価値を再構築するDynamic DOOHのパワーについて事例を通じて紹介していきます。
楽天発・デジタルサイネージ・ソリューション
益子 宗 氏
楽天株式会社 楽天技術研究所 未来店舗デザイン研究室 室長
メディアとしてのデジタルサイネージに注目し、どのような仕掛けでコミュニケーションを誘発したのか―エンターテインメントから社会課題まで幅広い領域を研究対象とする楽天技術研究所の取り組みを紹介します。
「IoT/AIによって実現する”空いているか1秒でわかる”デジタルサイネージ」
河野 剛進 氏
株式会社バカン 代表取締役
レストランやカフェ、トイレなど「行ってみたけど、ダメだった。。。」という経験はないでしょうか?IoT/AIを活用し、リアルタイム空席情報配信サービス「VACAN」の概要とデジタルサイネージを活用した事例についてご紹介します。
さらにオフィシャルスポンサーによるプレゼンテーションとして、以下の3講演も行われる。
(1)デジタルサイネージに最適なエッジAIソリューション
クラウドに依存できない場合が多いデジタルサイネージに最適なエッジAIの現状
株式会社ビズライト・テクノロジー 代表取締役社長 田中 博見氏
(2)タイトル調整中
株式会社ニューフォリア 登壇者調整中
(3)デジタルサイネージジャパン2019開催に向けての新展開
毎年6月に開催する国内最大のデジタールサイネージ分野のコンベンションである「デジタルサイネージジャパン 2019」。次回開催に向けての新たな取り組みについてご紹介します。
株式会社ナノオプト・メディア 取締役 大嶋 康彰氏
東京デジタルサイネージツアー2019 Winter
翌日の2019年1月23日に開催される東京サイネージツアーは、東京都内の以下のポイントを山本 孝氏(ジェイアール東日本企画 デジタルサイネージ推進センター センター長/一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアム 理事)と、江口 靖二氏(合同会社江口靖二事務所 代表社員/一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアム 常務理事)によるナビゲーションで巡る企画だ。またそれぞれの現場では、直接担当者に話を聞いたり、普段は見ることができない配信システムなどの見学も予定されている。参加は3240円(税込み)
・東京駅丸の内北ドーム
・丸ビル(AGCのインフォベール)
・八重洲一番街1FのOLED)
・大丸百貨店の飲食店とトイレの満空情報
・JR山手線 E235系
・東急プラザ銀座(64面マルチ)
・GINZA SIX
・渋谷スクランブルスクエア東棟(建設中・壁面大画面ビジョン)
・シブハチヒットビジョン
・渋谷ストリーム
・ハチ公交差点
・メトロスーパープレミアムボード
・メトロコンコースビジョン新宿
・ビックロ新宿東口店
・ユニカビジョン
・東京都Lアラート対応観光サイネージ
2つのイベントの詳細と参加申し込みはこちらの専用サイトから可能である。