JR EAST STARTUP PROGRAMのずーーっと先

AI/IoT /

JR東日本が2017年からJR EAST STARTUP PROGRAMという企画を行っている。これは「ベンチャー企業等の有するアイディアや技術とJR東日本の資源を組み合わせて、未来をつくる新たなビジネスやサービスを創出するプログラムです。」という趣旨である。

鉄道事業者がこういう取り組みをする背景は注目する必要がある。これは長期的に見ると、輸送業が大きく変わる可能性があるということだろう。通勤通学や観光における移動に対して、切符(いまはICカードだろうが)や定期券で支払って乗車する、という部分については、今後事業が拡大するとは言いにくい。このことは昔からわかっていることなので、鉄道事業者は多角化として、沿線開発、商業施設展開などを進めている。これらに関してもだんだん開発余地が減少していく。

その一方で、トヨタがモビリティカンパニー宣言をしたり、ソフトバンクと連携を深めると行ったことも、広義では同じ未来感を描いている。また、Amazonプライムビデオはコンテンツを見かけ上無料にしてしまったビジネスモデルである。「同じようなこと」を鉄道などの交通事業者が行うとどうなるか。そんなことを妄想してみたくなる。20年後くらいの話だ。本質的にはちょっと異なると思うが、こんな事もすでに起きている。

JR STARTUP PROGRAMの2年目である2018年の採択企画が決まり、それらの展示?をおこなうイベントが12月9日まで大宮駅で開催されている。

STARTUP_STATION
(1)開催日時 2018年12月3日(月)~ 2018年12月9日(日)11:00~18:00
(2)場所 STARTUP_STATION(大宮駅西口イベントスペース)

株式会社TBMの再生可能素材「LIMEXライメックス」傘の展示

 

株式会社エアークローゼットのIoTを活用した無人パーソナルスタイリング体験ブース

 

Motionloft,Inc.のAIカメラを活用した流動調査と広告媒体の認知率調査

 

メトロエンジン株式会社のAIを活用した年末年始の新幹線混雑予想の表示(デジタルサイネージ)

 

他にはこういうものも採択されている。

・ AdAsia Holdings Pte.Ltd.のダイナミックDOOH(屋外デジタル広告)の検証
・ 株式会社Showcase Gigのスマートフォンアプリとキオスク端末を利用した無人オーダーカフェ体験ブース
・「アクセラレーションコース」18 社の協業プラン紹介(デジタルサイネージ)