【PR】Raspberry PiとCUPSでプリンタサーバーを構築する

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前回Raspberry Piを使った実例として、ファイルサーバー構築をご紹介したこんなときこそRaspberry Pi!の第2回目の今回は、Raspberry Piと既に所有しているプリンタを接続してAirPrint対応プリンタとしている実例を紹介する。

【PR】こんなときこそRaspberry Pi !

紙で残さなければならない資料

企業が社員一人ひとりにiPadを支給し、紙の資料をなくして電子化することで業務改善やコスト削減を図っているケースはめずらしいことではなくなった。しかし業務環境は電子化されたものの、一部の業種や業務においては、最後は紙で保存しておかなければならないことも数多くある。AirPrint対応のプリンタがあればそのまま使うだけなのだが、既存の非対応のプリンタを使いたいというご要望が多い。

Raspberry PiとCUPSを使ったAirPrintサーバーの構築

CUPSのインストール
Avahi-daemonのインストール
・利用するプリンタのLinuxのCUPS用PPDファイルの準備

筆者のオフィスには、Ricoh社のIPSiO SP C721Mというレーザープリンタがある。メーカーの該当のページからPPDファイルをダウンロードすることができる。早速試してみたところ、すんなりとiPadからAirPrintにて印刷することができた。他のメーカーのものも探してみたところ、各メーカーがCUPS用PPDファイルを提供しているプリンタが多いようだ。

CUPSやAvahi-daemonのインストールなどは詳細なページがいくつもあるのでそちらを参考にしていただくとして、Raspberry Piに2つのソフトをインストールをし、設定を行うだけで、今までiPadから印刷できなかったプリンタがAirPrint対応のプリンタに変わってしまうのである。この他にWiFiの設定が簡単にできるソフトを開発したりお客様の環境にあわせた初期設定などを行い、現場に導入されている。

Raspberry Piは実用化に十分な実力を持っている

11月14日から16日にパシフィコ横浜で行われた、ET & IoT Technology2018に出展して、多くのお客様にお話を伺ったり、展示品を見る機会を得た。様々なメーカーやベンダーの方々が既にRaspberry Piを試作に活用しているケースが多く、自社製品に組み込んだり、工場や現場に導入する段階まで来ている印象を受けた。その理由には、開発スピードの速さと情報量の多さ、入手性の良さというのがある。数年前に比べると事例も増えてきておりハードとしての信頼性も上がってきている。この動向がRaspberry Piは実用化に十分な実力を持っていることを示している。

今回のAirPrint対応プリンタの例は比較的簡単に実現できる仕組みではあるものの、ちょっとした工夫を付け加えれば十分実用に耐えるハードとシステムとして採用できるものになるのである。こうした産業用や業務利用のために、電源強化、RTC搭載、WDT、ノイズ対策など、Raspberry Piを大幅に強化したのが汎用IoTゲートウエイがビズライト・テクノロジーのBHシリーズである。

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