水族館とデジタルものの親和性とは

Digital Signage /

テーマパークにおいて、遊園地よりも動物園よりも美術館よりも、水族館にサイネージが多いと感じる。
水族館にデジタルサイネージが多いのには
・説明が必要な対象である
・室内である
・水槽が明るく、通路が比較的暗い
など、理由は様々考えられるが、なにより水と光というのは元来、どんな表情の演出もできて相性が良いものなのであろう。ただの無骨な筐体を置くのではなく、水族館の中での光の演出の1つとして、デジタルサイネージが一役担えるかが重要だ。

今回はそのいくつかをご紹介する。

■ウラジオストクの沿海州水族館 (プリモルスキー水族館)

2017年にOPENしたロシア ウラジオストクの水族館では入り口でたくさんの海の生き物たと一緒に吹き抜け3階分近くある大型LEDがお出迎えをする。
これだけの大画面で海を表現されると、さすがに迫力がある。

もちろん館内にもいたるところに説明用のデジタルサイネージが設置されている。
主な言語はロシア語・英語・中国語だ。
水族館の雰囲気に合わせて、形やライティングにも工夫が見られる。

説明用のサイネージは、水槽前の小型のものから、マルチディスプレイを用いた大型のものまで大小様々であった。

 

■マクセル アクアパーク品川(旧 エプソン アクアパーク品川)

国内でデジタルが面白い水族館といえば、アクアパーク品川だ。
数年前に透明タッチパネルディスプレイの水槽ができたと聞いたときに、見に行って来た。

水槽の前面がタッチパネルになっており、水槽内の魚の情報を見ることができる。

また、それ以外にもタッチに反応して模様が出たり、楽器になったり、デジタルの魚が集まってきたりと水槽によって仕掛けが施されていた。
タッチパネルの反応が楽しくてうっかり中の魚を見るのを忘れるところであった。

魚を見ることを邪魔せず、水槽やディスプレイの特性も活かした例であったと思う。

光と水の幻想的な空間演出に、サイネージを始めとしたデジタルものががどうやって組み込まれていくのかはこれからもチェックしていきたい。