IBC2018 Vol.02 加速度的に進化するMR

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MRの技術がますます進化している。イギリスのWhite Lightは、劇場、企業イベント、放送、コンサートツアー、レジャー、教育、貿易など、さまざまな市場で動作する完全なプロダクションソリューション企業である。日本で近いのはヒビノタケナカあたりが近いだろうか。このWhite LightのMRスタジオのデモがものすごい。まずは筆者が撮影したデモの様子の一部から。

現場の壁壁面と床面は全面LEDである。これにリアルタイムでトラッキングされたカメラの映像と、カメラの位置データからリアルタイムで生成される背景のCGが、わずか1台のサーバーからディレイゼロで合成される。現場生カメラの映像を使うことも、すべてを合成映像で使うこともどちらも可能。当然ながら現場であれば背景も含めて全てを体験できるので、従来のようなクロマキーバックのバーチャルセットとは現場の状況がまるで異なり、演者のテンションも自ずと盛り上がる。

こちらはWhite Lightのオフィシャル映像なので、これを見ていただくと詳細がわかる。

Realtime Immersive Production Environment – Demonstration from White Light Ltd on Vimeo.

 

続いてこちらはMo-Sys Engineeringのリアリタイムモーションキャプチャーの進化版。

普通のカメラに小さいユニットを取り付けて、専用のボディスーツを着た人物をモーションキャプチャーデータとカメラトラッキングデータを同時に取得する。これによってリアリタイムでのモーションキャプチャーが可能。

 

こういったMRやモーションキャプチャー、カメラトラッキングの技術は、わかっているとは言いながらも本当に恐ろしいほどの進化スピードと低コスト化がますます進む。これを使った演出力が問われる。